~大阪都構想~
2020/10/16
今から2週間後の11月1日、大阪都構想の是非を判断する2回目の住民投票が
行われます。
そもそも大阪都構想とは???
メリットばかりが聞こえてきますが、デメリットは??
大阪都構想とは、行政区が敷かれている大阪市を4~5つの特別区に分割し、
行政の役割を分担しようとする事業のこと。
270万人の人口を誇る大阪市は、広域的な事業と住民に身近な事業の2つを担ってきました
大阪府でも広域的な事業を行っており、当時対立していた府と市は競い合うように事業を展開していきました。
その結果二重行政が発生し、府と市がそれぞれ莫大な税金を事業に投入した事業は破綻や民間譲渡・売却されることに。府と市が関わると府市あわせ(不幸せ)とも呼ばれるほどにひどい状況でした
そこで大阪市をいくつかの特別区に分けることによって、
特別区が身近な住民サービスを担当し、
これまで大阪市や大阪府がやってきた広域的な事業を都に移管し、
大阪都が広域的な事業をそれぞれ役割分担させるようにすることで
効率化を図っていくのがこの事業の最大のポイントです
ではデメリットは??
大阪都は現在の大阪市以外にも自治体がありますから、
大阪市から集めた税金約2000億円が大阪市に使われるとは限らないということが起きるのです。
悪くいってしまえば、本来大阪市が持っており、
市内に使われるべき税金を大阪都に渡してしまうということでもあります。
特別区は区民から集めたお金をすべて使えるとは限らないのです😨
都構想…いかがでしょうか?
しっかりと事実を見極めることが重要になってきますね!
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