手元キャッシュを多く持って!(資金繰り・融資)
2019/08/19
どーも!
長い長いお盆休みが終わり、朝からお盆中に溜まっていた
ご相談案件やメールの返信などをひたすらに回答するお仕事で疲れ果てた所長の川阪です。
あ、ちなみに今日もハイパークールビズです。
さて、今回のタイトル【手元キャッシュを多く持って!】と書いてありますが、
「いや、当たり前でしょ」
「そんなこと言われなくてもわかってるよ」
「それが出来たら困りませんわ」
などなど...
炎上するんじゃないかと心配すらするタイトルですが。
その当たり前と思っていること、わかってること、その本当の理由...
「本当にわかっていますか~?」
「理解されてますか~?」
はい。煽りますw
冗談はさておき
わかっている方も、ご理解されている方も
確認のためにおさらいしておきましょ~!
↓ここから真面目モード↓
手元キャッシュを厚くする主な理由は
・キャッシュが切れない限り倒産することはない
・キャッシュに余裕があれば不測の事態が起きても落ち着いて対処できる
・キャッシュがあれば千載一遇のビジネスチャンスを逃さない
このためです。
経営の目的を達成するために、キャッシュは絶対に欠かせない要素のひとつです。
しかし現実として
・元々潤沢な自己資金を持っている
・毎月キャッシュが余るほどの大きな利益を上げている
このような状況でなければ、そう簡単に手元キャッシュを厚くすることはできません。
はい。そこでです。
ここから重要
手元キャッシュを増やす最も現実的な方法は
借入を最大限活用することです。
実際には借入を嫌う経営者も多いです。
なぜか...?
そこには困った時だけ金融機関に頼れば良いという錯覚があります。
この錯覚がヤバいです。
めちゃくちゃ邪魔です。
そもそもですけど(ここホントにわかってない方多いですから)
金融機関はこちらの都合で融資をしてくれません!
不測の事態が起きた時、千載一遇のビジネスチャンスに出会った時に、都合よく融資を受けられるとは限らないのです。
ですので!
中小企業の金融機関との正しいお付き合いの仕方は
自社のタイミングで融資を受けにいくのではなく
金融機関側のタイミングで融資を受けて手元にキャッシュを置いておき
必要な時にそのキャッシュを使うというのが正解です。
今すぐ必要でない資金を借りるデメリットは余分な金利を払うことですが、
いざという時に融資を受けられないリスクに比べれば小さな問題です。
借入が増えると財務内容が悪くなると考える方もいらっしゃいますが
借入と同時にキャッシュも増えますので、実質的な借入額が増える訳ではありません。
どうでしょうか?
再確認できましたか~??
借入を活用してでも手元キャッシュをより多く持つ
重要性が理解できたなら
次は
どうすれば金融機関から最大限の融資を受けられるか?
という課題にお気づきになるのではないでしょうか。
金融機関から最大限の融資を受けるためには、
自社の財務状況を定期的に金融機関に開示し
融資が可能であれば、いつでも提案を持ってきてもらえる関係を構築する必要があります。
試算表や資金繰り表は金融機関とのコミュニケーションツールです。
試算表や資金繰り表の提出なしに金融機関と円滑な関係を構築することは出来ませんので
まずは、しっかりと試算表等を作成しましょう
さらに
手元キャッシュを多く持つ!
という財務指針も金融機関と共有出来れば、
財務はより強固なものになりますよ!!
というお話でしたよ!
はい。これを読んで相談したいと思った方は!
こちらのお問い合わせフォームへどーぞどーぞ
ほんじゃまた!